ますむら・ひろし宮沢賢治選集 1 (1) (MFコミックス)

レビュー

ヒデヨシは私の師匠です

何は兎も角、ヒデヨシは私の師匠なのです。

もっとも、猫に置き換えたみやざわ作品には賛否両論なのでしょうが、どっちにしても私は好きです。


よく読み込まれています。

意外と難解、ときにグロテスクなときもあり、地方の知識人という感じもただよう宮澤賢治の短編を、よく読み込んだ上で著者はマンガにしています。

絵柄は、とてもきれいです。
クセがなく、こどもにも勧められる雰囲気です。

ただし、「有名な注文の多い料理店」などでもそうですが、賢治には、どうもグロテスクな場面を好む一面もあり、マンガにするとそのような描写もせざる負えなくなります。第3巻の洞熊先生の話しなどは、ぞっとして、私は、もう読む気がしません。

しかしながら、短時間に、大まかに、偏見なく、賢治の世界に浸れることができるのは、やはり漫画ならではの長所です。

読んでみて、損はしないと思います。