- 書名: 世界が愛した日本
- 作者: 井沢元彦
- 出版社: 竹書房
- 出版日: 2008-07-28
- 定価: ¥ 1,365
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レビュー
申し訳ない気持ちに…
いくつかエピソードを読んでいると「こんなことをした日本人がいたんだ。すごいなあ」と感動しました。しかしそれ以上に「(自分を含めですが)おいおい日本人よ^^;」という気持ちになってしまったので星三つです。
向こうの国の人たちはこんなにも感謝してくれて忘れないでいてくれたのに…となんだか申し訳ない気持ちになりました。
受けた恩を忘れないことも大切ですけど、さらに恩返しされたなら私たちも感謝の気持ちを持つべきでしょうね。
教科書にすべき一冊
素直に日本人でよかった、と誇りを持つことができる史実が沢山書かれており、
知らないエピソードも数多くありました。
日本人であることがいけないこと、情けないこと、過去にひどいことをした民族であることなど、
偏った情報や、或いはねつ造、歪曲に洗脳されてしまっている今日、
日本人の高潔さ、気高さ、優しさ、繊細さ、を思い出させてくれる良書です。
そして、その恩を生涯忘れずに心に抱いておられる、他民族の謙虚な繊細な気持ちも又、素晴らしいことだと思います。
現代の子供たちに、こういう高潔な史実を伝えていく必要が急務です。
(そうじゃないと、この国は本当に危ない。)
教科書にすべき一冊です!
これが愛国教育だ
本書を読んであるべき愛国教育の姿を見た気がした。最近はトルコや杉原千畝
のエピソードを歴史の教科書に載せる出版社もあるらしい。日本人が世界に
良い影響力を与えていくにはまず自国と自国民に誇りを持たなくてはならない。
本書によればポーランドやトルコはかつての日本の恩を忘れず、日本人の危機に
対して自ら立ち上がってくれた。本書が広く読まれることで日本人は失いかけた
民族的アイデンティティーを取り戻し、日本は今後も世界に貢献する国であり
続けられるだろう。
親日的なエピソードを歴史の中に埋もれさせてはいけない
既に知っている話、あるいは初めて聞く話など、いろいろありますが、この本によって日本と世界の国々との間の感動的な交流のエピソードと出会う事ができます。
しかし日本に好意を持ってくれている世界の人々との関係も、定期的にメンテナンスしていかなければ、錆びれてしまうことになります。
以前から、世界でもっとも親日的な国と言われていたトルコですが、日本に送ったトルコ建国の父、アタチュルクの象が横倒しになって放置されている事がトルコの新聞でも掲載され、親日感情に水をさしていると聞きます。
あるいは、イスラエル人は、「命のビザ」を発給した杉原千畝だけでなく、東条英機にも感謝しているという事実をご存知でしょうか。
民間でできる、異国との交流にはどうしても限界があります。外交官の方々が、こういった歴史の影に埋もれたエピソードを積極的に掘り出し、それを踏まえた上での外交を展開することで、日本を応援してくれる国々が増えていくことを願ってやみません。
第二弾が読みたくなる本
非常に読みやすくまとめて有り良い本だと思います。
第1章のエルトゥールル号の恩返し、第4章の6000人を救った命のビザ、
第5章の植民地からの脱却は、特に有名なので知っている方も多いとは思いますが、
知っていても読むと熱いものが込み上げてくると思います。
日本に恩を感じてそれを返してくれる外国、逆に日本が恩を感じてお返しをする、国と国との
真心溢れる交流は感動します。
また、これからも末長く交流を続けて欲しいと、心から思えるでしょう。
戦前、戦時中の政府は素晴らしい人が居たのに・・・戦後の今の政府を見ると悲しいものが
あります。特に第1章での戦後の政府の対応、朝日新聞の発表を忘れずに最後まで読んで
欲しい1冊です。
マイナス点は
第6章のもう一つの昭和は、「タイトルに合っていないのでは?」と個人的に思いました。
逆に載せない方が良かったと思います。「皇族の話を1つは載せたかったのかな?」と思いました。
だったら、「台湾開発に命を懸けて奉られている日本人はたくさんいるので、
そちらの方が良かったのでは?」と思ってしまいました。
戦後も緑化や農業発展に人生を捧げ感謝されている日本人や、外国の教科書に載っている日本人は
たくさんいるので第二弾も読みたくなりました。
ただ、戦後だとあとがきにある「この本のコンセプト」からずれてしまうとは思いますが。
読めば日本人として自信が持てる本です。
