レビュー
医師たちの葛藤が描かれている
著者と各専門科医師との1対1の対談形式による書。医学生はもちろんであるがこれから医師を目指そうとされる人々にとって参考になることは間違いないのではないか。医師になった動機から最後は死生観まで語られており、とにかく参考になったし、興味深かったのは各専門科医達が自分の無力感を感じるという一説である。医療には当然限界があるのはわかっていながら理想と向き合う姿が感じられた。
肩の凝らない医者談義
医者はどういうものなのだろうか?28万人もいるのに、その生活実態は意外と知られていない。
この本に登場する医者たちは、「医療とはこうあるべき」というような「べき」論から離れて、ありのままの生活実態や、来し方行く末を淡々と語る。これといって驚くような話があるわけではないのだが、医者たちもまた、苦しみ、喜び、退屈し、怒っているという、当たり前のことが語られており、彼らもまた「ふつうの人」であることがわかる。
南木の小説「医学生」を読んでおくと、そのモデルとなったらしい人物も登場して、より楽しむことができる。
対談集です
私は今まで南木氏が体調を崩されてからの小説しか読んでいませんでした。
今回は同僚や同級生の医師との対談です。私が今まで読んだ小説のバックグラウンドを垣間見た気がします。
医学生や医師を志す人たちにおすすめ
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