橋のない川〈7〉 (新潮文庫)

レビュー

つい先日読了しました。

2週間ほどで全7巻読了しました。

全巻通じて暗さのみを感じさせないのは風景描写の素晴らしさと、畑中一家の人間愛ではないかと思います。
私も自らの兄との関係を、孝二と誠太郎になぞらえて、兄弟としてこうありたいと思わされました。

もしも、私が将来男の子を持ったとしたら・・・。
孝二という名前にしたいと心に決めました。

人の世の光

高校生の時に,映画「橋のない川」を見たのはもう四半世紀も前のことだ。
部落差別の歴史と現実に自分が余りにもむちであったことと,人間の尊厳に
圧倒的な感動を覚えていたことは,今もって忘れることは出来ない。
その後,水平社設立の経緯や部落問題,人権問題啓発の契機を与えてもらった

のは,住井すえさんだっと感謝している。今は日常に埋没し,あの人の尊厳を追い求める気迫を失いつつあることが誠に情けなく,今は亡き住井さんの情熱に対し自分の持ち場でこうあるべきと奮い起たせる今日この頃である。
主人公小森の孝二に恥ずかしいと思うような人生を送りたくないと決意したい。