バジリスク甲賀忍法帖 下 (3) (講談社漫画文庫 せ 1-3)

レビュー

伊賀と甲賀の殺し合いの果て

血なまぐさい騙し合い殺し合いの終焉・・
相対する忍び同士、現世では結ばれる事はやはり叶わなかった。
元・頭目同士の甲賀弾正と伊賀のお幻の恋が結ばれることがなかったように、弦之介と朧も添い遂げること叶わず、
悲しいラストになります。
ただ、弾正とお幻は結局殺し合う事となりましたが、この二人はどちらもお互いの手にかかることなく自害で果てます。
それが良いこととは思えませんが、死に顔からは、一番幸せな選択をしたのか・・と、感じました。
権力者の手駒の身から離れることのできない宿命だった二人の、永遠の平穏を得た瞬間は悲しくも美しい。
実写映画化したものもテレビで観ましたが、アレはアレ、別物として観ました(映像はキレイかもしれないけど、キャラクターの性格付けもストーリー運びも陳腐)。
熱烈な原作ファンからみれば、噴飯物かもしれませんね〜・・・