- 書名: バジリスク―甲賀忍法帖 (5) (ヤンマガKC)
- 作者: 山田風太郎
- 出版社: 講談社
- 出版日: 2004-08-09
- 定価: ¥ 620
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レビュー
現代のバトル漫画の原型
<全巻の評価>
あくまで今見るとバトル漫画としては物足りないが、原作小説が書かれた時代を考えれば、出てくる忍者の使う奇抜な忍法のアイデアの数々は非常に斬新で秀逸。
現代のバトル漫画のように戦闘シーンにおいて複雑な戦略や心理戦がある訳ではないが、ゴム人間とか、ステルス人間、写輪眼の原型とも言える「瞳術」などなど、今あるバトル漫画に出てくる「特殊能力の原型」がいくつも出揃っているというのはスゴい。
あまりストーリーや人物描写に深みは無いが、その分、伊賀と甲賀の忍者同士の10対10マッチはテンポが良く、全5巻ですっきりあっさり話が終わるところが潔い。
こりゃ、良い作品だわ。
1巻の頃から、原作を知らない私でも結末が見えてました。しかし予想通りの結末でも、買う価値ありです。
ただ、忍者ものと言うより、エイリアン対決かぁ!?って位人間離れした奴らの対決です。こんなに凄い奴らがいたら、1国なんか簡単に落とせてしまいますよ。
現代に存在したら、グリーンベレー真っ青でしょう(笑)
くの一も強いです。俺も彼女達の術に掛かってみたい!!
読んだ後、少し忍者の悲しさが余韻として残ります。
アニメが作られているそうですが、もし実写を作ったらやっぱり最悪でしょうね。
山田風太郎の世界を忠実に再現
スピード感とテンポも最高で1巻から5巻まで一気に読んでしまいました。登場キャラも続々と帰らぬ人となり忍の戦いはやはり「無情」といったところでしょうか。
私的にはラストに描写不足を感じました。最後の選択に至った二人の恋慕の思いを描いたグッとくるシーンが後いくつか欲しいところ!決して想いが読取れない訳ではなかったのですがアクションパートに押されページ不足となってしまったのですかね。その分「あなたと死にたい」と言った陽炎の方に感情移入しちゃいました。
不満も残りつつも悪い作品ではなかったので「忍者」にどうしても心惹かれるものがある人は是非読んで見てください。期待を裏切らない出来です。悲恋物としてもいけますよ。
久々に濃い漫画に出合いました。
即ハマり、5巻を一気に読みました。ほぼ原作に忠実に書かれているところ、透明感のある絵、死と隣り合わせの世界を描いているためか人と人の絆を強く感じさせる描写、全てが素晴らしい作品です。
アニメ化&実写映画化!?
全5巻とも1日で読み終えてしまいましたが、素晴らしい作品でした。何度でも読みたくなります。
これを読んでると「ナルト」が幼児向けに見えます。
ところでこの「バジリスク」がアニメ制作会社GONZOによってアニメ化されるのは、以前から知られる話でした・・・
アニメは放映も近いとのことですが、さらに松竹配給で実写映画化されるらしいです。
弦之介にはオダギリジョー、朧には仲間由紀恵。キャストはともかく、
最近はキャシャーン、キューティーハニー、デビルマンなどと漫画の実写をたびたび繰り返す日本映画界だが、
どれもが原作に遠く及ばない駄作だった。とくにデビルマンは日本映画の歴史を覆すほどの底無しの超大駄作だった。
今回も期待どころか、原作に与えられる被害が心配だ。
実写版のH.Pを観たが、小四郎が甲賀派だとか、10対10が5対5になっていたり、本当に出来が心配で仕方がない。
アニメ版は漫画どおりのストーリー、キャラクターで絵も綺麗だったので、問題なさそうだった。
実写よりアニメ版に期待するとしよう・・・
