- 書名: 女たちは二度遊ぶ
- 作者: 吉田修一
- 出版社: 角川書店
- 出版日: 2006-03-25
- 定価: ¥ 1,470
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レビュー
さらっと読めた
11の短編集からなる女と男の日常的な物語。
吉田修一らしく、一貫した気だるさが作品全体に流れている。
私的には、「十一人目の女」が、「月曜日たち」という作品のように
このなかの短編のどれかとリンクしているのかなぁと思ったりしたのですが
別にそんなことは無かったようです;笑
オチのない話が嫌いな人にはオススメ出来ないけど、
私は吉田さんの作風が好きなので面白かったです^^
くだらない本
楽しそうなタイトルとは、裏腹のつまらない内容。 どこにでもありそうな、聞きたくもない男と女の噂話を集めたような短編集です。
押し入れの中からカビの臭いがする様な、こういう陰湿な話を好き好んで読む人は少ないと思います。 読後感、極めて悪いです。
こぉんな風に。
なぁんか、男の人に女の子って。こぉんな風にみられているんだぁ。
って。思っちゃった。
いろいろな、女の子がいたんだけど。
男の子もいろいろ?
もしかして?主人公一人かしらん?
こーいうトコが吉田修一っぽい。んだけど
時系列のギャップと、視点が定まらないトコ。
短編集だから。ね。
〜の女ってサブタイトルが並んでいるんだけど。ね。
どしゃぶりの女・泣かない女・・・って。
13歳の男の子のお話もあったりして。(これだけ『最初の妻』となっているんだ…。)
で、同じ年の子を持つ母として。ね。すごい、ココで身近感を味わって。
さら〜っと読めます!よ!
そこはかとない男の情けなさ
11編のそれぞれに、中心となる一組の男女がいる。半分以上は恋愛関係にある。しかし、ほぼ無縁だったり、あこがれの存在だったりもする。女達に共通点は見つけ出しにくい。美しかったり醜かったり、乱暴だったり気前が良かったりする。
でも、男達はいずれも、適当に通ってる学生だったり、フリーターだったり、徹底的にふらふらしている。たよりない。ふがいない。こころもとない。
それに比べると、女たちは皆、拠って立つところをしっかり持っているように思える。何だか、男って、実在する女のまわりをフワフワ漂っている煙か何かのように思えてしまう。この居心地悪さ、世の中に申し訳ないような希薄で捨て鉢な気分が、読後にじわじわ広がる。
簡潔な文体で読みやすいが、急いで読んではもったいない。
別れ
女性が見ている現在は時として既に過去となっていることがある。
現実に夢を重ねて見ているから、夢から覚めた瞬間に次の現実を探し始める。
当然それまでの現在は過去に変わる。
そしてその逆も然り。現実的という言葉がぴったりなくらい毎日をこつこつと生きることが出来る。しかしこの場合にも、ふと全てを投げ出したくなる時、自分のためにということを考える時がくる。その感情に理由なんてない。最近増えているという熟年離婚もそういうものではないかと個人的に思っている。
